日本のマーケティングの給与ガイド2026

ブランドとデジタルの19職種を1本のコンセンサス中央値に束ね、5社のガイドがどこにも載せない紹介フィーを併記したマーケティング版の指数です。

Daniel Smith2026年7月24日更新日 2026年9月4日11分

日本のマーケティング職は、19のコンセンサス職種に集約されます。ブランド系が11、デジタル系が8。それぞれが1本の中央値に落ち着きます。ラダーはEコマーススペシャリストの625万円からマーケティングディレクターの1,675万円まで。円建ての数字はすべて、公表された給与ガイドまで遡れます。

181職種をカバーする機能横断の全体像は、日本の給与ガイドにまとまっています。

中央値とカバレッジの読み方

各行は、その肩書きを値付けしている全ガイドをプールし、整合性チェックを通したうえで1本の中央値に落ち着かせています。横にはカバレッジ数が並び、3冊の裏付けは2冊より堅いアンカーになります。3社すべてが支える行はCRMマネージャーの1,200万円だけ。残りの18行はそれぞれ2冊掲載です。

カバレッジは出どころの段階で偏っています。マイケル・ペイジが19行中18行、ロバート・ウォルターズが11行、ヘイズが10行。ロバート・ハーフの2026年日本版は6つの専門領域をカバーしますが、マーケティングには触れていません。モーガン・マッキンリーはマーケティングの肩書きをエンタープライズテクノロジー配下に置いています。結果として、上限は大手5社のうち3社です。

各行にはガイド間スプレッド、つまり掲載している各ガイドの最安値から最高値までの幅も載せています。比率で一番広いのはアートディレクターで、プールした数字は500万円から1,500万円、中央値950万円に対して1,000万円の開きです。絶対額で最大なのはマーケティングディレクターで、中央値1,675万円に対して1,300万円開いています。

3社は同じ肩書きを別々に定義しているため、広いスプレッドは、市場の本当の差に加えて定義のズレも測っています。どの中央値も出発点のアンカーとして読んでください。

会社のステージ、業界、そして採用の緊急度。実際のオファーをアンカーから遠ざけるのは、公表バンドよりこちらです。

日本のマーケティングの年収

日本のマーケティングの給与は、コンセンサス給与指数で19職種をカバーします。ブランド・コミュニケーション・クリエイティブの11職種と、デジタル・Eコマースの8職種。各行に1本のコンセンサス中央値、それを支えるガイド数、そして理論年収に掛かる業界標準の紹介フィーが並びます。中央値はすべて公表どおりの全国値です。

2つのファミリーはひとつのディシプリンに属するため、セグメント欄は19行すべてで「マーケティング」と読め、どのセルもその行がどちらのファミリーかは教えてくれません。ブランド系の表はマーケティングディレクターの1,675万円からコピーライターの700万円まで。中央値950万円は3回登場します。11職種側のアートディレクターとブランドマネージャー、そして8職種側のソーシャルメディアマネージャーです。中央値が同じ2つの席でも埋めるコストが違い得る理由は、エージェンシーの見積もりが割れる理由で扱っています。

この19行は、マーケティングを業界横断の機能として値付けしたものです。営業は業界にひもづく別トラックで走り、UI/UXデザインはデジタル系から切り出されて日本のテクノロジーの給与のラダー側で値付けされています。

デジタル系のファミリーが残りの8職種を持ちます。デジタル部門長の1,625万円からEコマーススペシャリストの625万円までです。

2つのファミリーを並べると、1本のラダーとして読めます。床の差は75万円、天井の差は50万円。ブランドマネージャーの950万円はソーシャルメディアマネージャーと同じ高さに着地し、デジタル側の他の3つのマネージャー席、Eコマースマネージャーの1,025万円、CRMマネージャーの1,200万円、デジタルマーケティングマネージャーの1,225万円の下に並びます。19行のうち18行は2冊掲載で、ガイド間スプレッド欄が各行のプール幅を記録しています。

給与の隣に置いた紹介フィー

両方の表のフィーは全行、同じ計算です。指数が上乗せする、理論年収の35%。理論年収とは明示されたフィーの算定基準で、月例給与に固定手当を足して12倍し、賞与を加え、通勤手当を除いたものです。想定パッケージ全体に近い数字なので、これに掛かるフィーは基本給だけに同率を掛けるより高くなります。このフィー構造が定着した経緯は日本の人材紹介フィーで、給与とフィーの上にさらに積み上がる費目は日本の採用コスト総額にまとめています。

このディシプリン唯一の3冊掲載行、CRMマネージャーで計算してみましょう。年収1,200万円にフィー420万円が乗り、エージェンシー経由ならこの席は1,620万円で埋まります。同じ計算をマーケティングマネージャーの1,125万円に当てると、フィーは393万7,500円です。

フィーが買うのは採用という行為そのものです。給与と法定保険料は、その後も本人が在籍する限り毎年、給与の行に対して別のスケジュールで走り続けます。

下のカリキュレーターは1,000万円で開きます。「年収」の欄にCRMマネージャーの1,200万円を入れると、全行が再計算されます。料率のデフォルトは、フィー欄と同じ成功報酬型35%と独占契約25%。成功報酬型カードの紹介フィーは表と同じ420万円で返り、社内管理コストと空席コストの横に、モデル別の合計が並びます。

フィーのデフォルト値は業界標準(理論年収の35%)であり、特定のガイドに帰属するものではありません。詳細は「コンセンサス指数の作り方」のdatasetVersionをご覧ください。

35%は19行すべてで一定です。つまりフィー欄が動くのは、給与が動いたときだけです。

コンセンサス指数の作り方

マーケティングのカバレッジは、構造上3冊が上限です。5社のうちマーケティングの行を公表しているのが3社しかなく、19本の中央値の背後には39の掲載票が立っています。

ガイド給与の基準バンドの形式地域・備考
マイケル・ペイジ基本給単一の値下限〜上限のバンドは非公表
ロバート・ウォルターズ総報酬下限〜上限のバンド東日本。デジタル職はTech Sales & MarketingとConsumerの各セクションから再分類
ヘイズ総報酬下限〜上限のバンド
ロバート・ハーフ基本給下限〜上限のバンド2026年版は6領域をカバーし、マーケティングは対象外
モーガン・マッキンリー総報酬下限〜上限のバンドSales & Marketingはエンタープライズテクノロジーに限定。業界横断のマーケティング行なし

3社は数えているものが違います。マイケル・ペイジが公表するのは「賞与・インセンティブを除く基本年収」、ヘイズは「年間パッケージ総額を代表する数字」。ほぼ全行のアンカーはマイケル・ペイジなので、マーケティングの中央値の大半は、基本給の数字1本とパッケージ全体の数字1本をプールしたものになります。

マーケティングを2社ではなく3社が値付けしている理由は、ロバート・ウォルターズです。同社はこれらの肩書きをマーケティングの旗の下ではなくTech Sales & MarketingとConsumerの各セクションに置いており、指数の側でマーケティングの2ファミリーに再分類しています。残りの2社からマッピングされた行はゼロです。

数字をプールする前には整合性ゲートが走ります。発行元同士の中間値が比率1.8以内に収まり、かつレンジが重なること。満たさないペアはフラグを立て、どちらのガイドも印刷していない中間の数字に均すことはしません。照合は公表バンドに対する計算処理で、言語モデルは1つの数字にも触れていません。端数が残る中央値はディシプリンで1本だけ、CRMスペシャリストの765万円。他の全行は25万円の刻みに着地しますが、これはガイドが公表する丸いバンドの自然な形です。給与セルはすべて各社の2026年版まで一語一句遡れ、フィー欄は構造上どの発行元の名前も持たず、データセットのバージョンはdatasetVersion: 2026.07です。

AirTAは、上記のいずれの発行元とも提携しておらず、その承認も受けていません。社名はデータの出典を特定する目的でのみ記載しています。コンセンサスの数値は独立に編集した事実データで、いずれのガイドについても全体・一部を問わず複製していません。

よくある質問

日本のマーケティングマネージャーの年収はいくらですか

大手5社のうち2冊がマーケティングマネージャーを載せており、公表値800万円から1,500万円のうえで1,125万円に集約されます。2冊は水準を裏付けますが、確定まではさせません。中央値は参考バンドとして扱い、両端を視界に入れておいてください。レンジ欄がその両端を載せています。

日本のデジタルマーケティングマネージャーの年収はいくらですか

1,225万円。2冊の公表値900万円から1,800万円を束ねた数字です。マーケティングマネージャーは800万円から1,500万円のうえで1,125万円。2本の中央値の差は100万円で、どちらの行の公表レンジよりも小さい。つまりこのペアは同格と読むべきで、どちらの肩書きが上かは現在のデータでは決められません。

日本のマーケティング職の平均年収はいくらですか

指数はマーケティング全体を混ぜた平均を持ちません。19行は19段の別々のステップで、Eコマーススペシャリストの625万円からマーケティングディレクターの1,675万円まで走るラダーだからです。ラダーの平均は、どの段の値付けにもなりません。肩書きと職位が一致する行にアンカーしてください。

この数字に賞与は含まれますか

数字の背後にいるガイドによります。マーケティングの行を出す3社のうち、1社は賞与・インセンティブを除くと明示した基本給を、2社は総報酬を公表しており、それぞれ自社の方法論で基準を開示しています。一方、紹介フィーは理論年収、つまり賞与を数える側の数字に掛かります。フィーの算定基準は、エージェンシーと契約する前に確認すべき質問のリストに入れておくべき項目です。

日本のマーケティング職を値付けしているガイドはどれですか

5社中3社です。マイケル・ペイジが19行中18行、ロバート・ウォルターズが11行、ヘイズが10行。ロバート・ハーフの2026年日本版は6領域の外にマーケティングを置き、モーガン・マッキンリーはSales & Marketingをエンタープライズテクノロジーに限定しているため、どちらからも業界横断の行はマッピングされません。3社すべてが値付けする唯一の行がCRMマネージャーで、1,200万円です。

ベンチマークからヘッドカウントへ

19本の中央値、2つのファミリー、1本のラダー。そしてどの給与の横にも、給与の行だけでは見えない獲得コストが並びます。

AirTAは採用チーム向けに、求人票の給与の隣にターゲットフィーの欄を置いています。最初のエージェンシー提案が届く前に、そのコストを自分で設定できる仕組みです。次のマーケティングポジションを2つの数字を並べて値付けするなら、無料で求人を掲載するから始められます。

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採用企業として求人を無料で掲載するか、エージェントアカウントを作成し、承認後に最初の提案を提出してください。

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