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英文レジュメの書き方(求人票の業務内容から書く)

職務経歴書との違い、書き出しの動詞、補佐・担当・統括の書き分けを、求人票で企業が記載している業務から作った47職種の文例で示します。

Daniel Smith•2026年9月29日•更新日 2026年10月1日•10分

英文レジュメの書き方で職務経歴書と違うのは、業務欄の文の形です。英文レジュメは動詞で始め、職務経歴書は体言止めで書きます。職務経歴書の「年間マーケティング計画の策定・実行」は、英文レジュメでは "Built and ran the annual marketing plan" です。

職務経歴書を一行ずつ英訳すると、動詞のない名詞句が並びます。求人票25,411件(981社、2026年9月時点)で企業が記載している業務内容を、47職種・823の文例にまとめました。

英文レジュメとは(職務経歴書との違い)

英文レジュメは、履歴書と職務経歴書の役割を1通で担う英語の応募書類です。職務は動詞で始まる箇条書きで書きます。

英文履歴書とも呼ばれます。求人票に「CV」とあれば、通常は同じ英文レジュメを提出します。

書く項目と日本語の書類との対応

書く事実は職務経歴書と同じで、並べ方と文の形が変わります。英文レジュメはSummaryで始まり、成果を業務の行の中に書きます。職務経歴書は【職務要約】で始まり、成果を【実績】に分けて書き、【自己PR】で終わります。

職務経歴書・履歴書英文レジュメ補足
氏名・連絡先Contact Information
希望職種Objective任意
【職務要約】【自己PR】Summary自分の言葉で書く
【職務経歴】【業務内容】【実績】Experience新しい職歴から順に書く。各行を動詞で始める
学歴(履歴書)Education新しい順に書く
【活かせる経験・知識・技術】Skills
【語学】Languages

Experienceの役職名は英語で書き、社内に英文の役職名があればそれを使います。英語の求人票はタイトルに役職を書く慣行があり、役職を明記した募集の割合は外資系が日系を上回ります。

英文レジュメに書かない項目

写真、生年月日、年齢、性別、家族構成、健康状態は、日本の履歴書に欄があっても書きません。趣味と、応募する職種に関係しない資格も省きます。

職務経歴書は体言止め、英文レジュメは動詞で始める

担当の段階の文例では次のとおりです。

  • 英文レジュメ:Built and ran the annual marketing plan, from market analysis and targeting through execution and reporting
  • 職務経歴書:年間マーケティング計画の策定・実行、市場分析・ターゲティングから施策実行・報告まで

英文は "Built and ran"(策定し、実行した)という動詞で始まり、主語の I は書きません。職務経歴書は「策定・実行」という名詞で終わります。

職務経歴書の行をそのまま英訳した "Formulation and execution of the annual marketing plan" には、何をしたのかを示す動詞がありません。どこまでが自分の仕事だったのかも読み取れません。英文レジュメでは、行ごとに動詞を選び直します。

時制は、現職の業務を現在形、前職までの業務を過去形で書きます。同じ文例なら、現職では "Build and run the annual marketing plan"、前職では "Built and ran the annual marketing plan" です。

職務経歴書の行は体言止めで時制を持たないため、現職でも前職でも同じ文のままです。

業務欄に書く業務は求人票の業務内容から選ぶ

業務欄に何を書くかは、同じ職種の企業が求人票にどう書いているかから選べます。テンプレートと動詞の一覧には、業務の中身は書かれていません。

文例は、求人票25,411件(981社、2026年9月時点)から、3社以上が記載している業務だけを選んで作っています。企業数の多い職種では、下限を5社または10社にしています。1つの文例あたりの企業数は中央値で32社です。

求人票は1件ずつ1つの職種に振り分け、1職種あたりの文例は7〜35です。どの文例も、特定の企業の文章を使わずに書き起こしています。

たとえばマーケティングの年間計画の業務は、103社・171件の求人票が記載しています。求人票の記載をまとめると「市場・製品分析に基づくマーケティング戦略(STP)および年間計画の立案・実行、経営層への進捗報告」です。

求人票の「〜をお任せします」や "You will …" は、応募者に向けた書き方です。英文レジュメでは主語のない動詞の行に、職務経歴書では体言止めの行に書き換えます。

文例のある職種は、対応している職種の一覧で確認できます。一覧にない職種の職歴も、期間・会社名・役職は書類に記載されます。

補佐・担当・統括で変わるのは動詞と数字

同じ業務でも、自分がどこまで担ったかで書き出しの動詞が変わります。文例は1つの業務を補佐・担当・統括の3段階で書き分けています。

段階ごとに書き出しの動詞を選ぶ

段階英文の書き出し職務経歴書の書き方行に加える要素
補佐Prepared / Drafted / Supported〜の補佐、〜の支援指示を出す人(under the marketing lead's direction)
担当Built and ran / Ran … end to end〜の策定・実行、〜の運用業務の始めから終わりまでの範囲
統括Owned / Set priorities and budget / Led〜の統括予算と優先順位の決定、報告先(reporting results to senior leadership)

指示を出す人と報告先は、それぞれの行の範囲を示します。

役割の大きさは動詞が示すため、形容詞で仕事を大きく見せる必要はありません。

各段階には英文3通り・日本語3通りの表現があり、同じ業務を選んだ応募者どうしでも「別の表現」で言い回しを変えられます。

数字と成果を入れる位置

823のうち462の文例に、人数・予算・件数などの数字を入れられます。数字は文例の決まった位置に入ります。

マーケティングの例では、ブランド数を入れると "Built and ran the annual marketing plan for __ brands, …" になります。空欄なら "for __ brands" が外れ、"Built and ran the annual marketing plan, from market analysis …" のまま文として成り立ちます。確かな数字がなければ、空けておけば足ります。

前年比の実績は、担当と統括の行にだけ付けられます。英文レジュメでは業務の行の末尾に加え、職務経歴書では【実績】に分けて書きます。

補佐の行に付けないのは、補佐した業務の売上の伸びを書くと、チームの成果を自分の成果として書くことになるからです。

英文レジュメと職務経歴書を同じ回答から作る

職種を選び、担当した業務にチェックを入れ、役割と数字を加えると、英文レジュメと職務経歴書が同時にできます。2つの書類は、それぞれの形式で組み立てられます。

バイリンガル職務経歴書ビルダーは無料です。作成とプレビューはアカウントなしで利用できます。PDFのダウンロードには無料のAirTAアカウントが必要です。登録中も下書きはこのブラウザに保存されるため、確認メールは同じ端末で開いてください。

AirTAのサーバーに送信されるのは、スキルの検索と選択したスキル名の取得、ダウンロード時のログイン状態の確認、入力内容を含まない利用状況の計測の3点のみです。入力した内容はお使いのブラウザのローカルストレージに保存されます。AirTAが職務経歴書を第三者に送ることはありません。

プレビューの「テキストをコピー」もアカウントなしで使えるため、できた文を自分のファイルに貼り付けて仕上げることもできます。

サマリーは自分の言葉で書き、学歴とスキルを加える

英文サマリーと自己PRは自分で書く

英文サマリーは英文レジュメの冒頭に置く短い要約です。どの職種で何年、どの業務を担ってきたかと、応募する職種で何を担えるかを書きます。

ビルダーで英文サマリーを空欄にすると、役職・経験年数・担当業務をつないだ短い文が入ります。これは下書きです。応募する職種に合わせて、自分の言葉に置き換えてください。

自己PRは、入力しない限り職務経歴書に出力されません。

学歴は新しい順に書く

新しい順に、学校名、学位、専攻、卒業年月を書きます。職歴のある応募者は、ExperienceのあとにEducationを置きます。

学位は Bachelor of …(学士)、Master of …(修士)の形で書きます。英語名は、卒業した大学が英文の卒業証明書や学位記に記載している表記に合わせます。

スキルと英語力は応募職種に関係するものを書く

Skillsには、応募する職種の求人票に書かれているツールや資格のうち、実際に使えるものを書きます。

英語力はLanguagesに書き、TOEICの点数と、日本語が母語であることも同じ欄に書きます。求人票の「ビジネスレベル」が何を指すかは求人票が書くビジネスレベルの意味、職位ごとの水準は外資系で実際に求められる英語力、点数を挙げる求人の数はTOEICスコア別の求人件数で確認できます。

提出前に形式・枚数・提出書類を確認する

形式は、新しい職歴から順に書く逆編年体式(reverse chronological)が基本です。スキルを中心に並べる職能別(functional)と、両方を組み合わせる混合型(combination)もあります。

枚数に決まった基準はありません。応募する職種に関係する職歴と業務が収まる長さにします。

提出前に、現職が現在形、前職までが過去形になっているかを確認します。提出はPDFで行い、応募先の環境でレイアウトが崩れないようにします。

カバーレターは、志望動機を書く別の書類です。求人票に指定があれば、英文レジュメに添えて提出します。

英文レジュメと職務経歴書のどちらを出すかは、求人票の提出書類の記載に従います。外資系と日系の違いは、求人票に書かれている選考の流れで確認できます。

英文レジュメの書き方で最も大きな判断は、各行をどの段階で書くかです。書いた動詞の範囲が、面接で説明する範囲になります。

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登録は無料です。条件を決めて非公開のまま待ち、条件を記載したスカウトだけを受け取れます。

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