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英語を使う仕事はどの職種に多いか(日常的に英語を使う求人の44%は日系企業、2026年データ)

32,987件の求人を職種と資本別に集計してわかった、日常的に英語を使う求人が多い職種と、日系・外資系での違いです。

Daniel Smith•2026年9月3日•更新日 2026年10月23日•10分

「日常的に英語を使用」と書かれた求人4,581件のうち、約44%の2,023件は日系企業の求人です。英語を使う仕事がどの職種に多いかを、日本の1,129社が公開し、英語の使用度合いを判定できた求人32,987件で、職種と資本の別に数えた結果です。ここでの職種は求人票の部門分類です。日系企業だけで見ると、割合が高い職種は品質保証(GxP)、経営管理・FP&A、サプライチェーン、知的財産・特許、購買の順です。

英語を使う仕事が多い職種(日常的に英語を使用の割合)

「英語を使う仕事」を求人票の記載で数えると、日常的に英語を使用と書かれた求人は全体の13.9%(32,987件中4,581件、2026年10月21日時点)です。割合は職種で大きく異なり、薬事の55.7%からUIデザインの0.0%まで開きます。

件数が最も多い営業は割合では12.6%(3,105件・676社)で、英語を使う職種を割合で並べた下の表には入りません。表は求人60件以上・20社以上のものを「日常的に英語を使用」の割合が高い順に15職種に絞っています。「うち日系」は、日常的に英語を使用の件数のうち日系企業の求人が占める件数です。件数と社数を併記しているのは、1社の雛形が件数の大半を占めることがあるためです。

職種日常的に英語を使用うち日系(件数)件数・社数
薬事55.7%10件79件・49社
臨床開発オペレーション44.7%14件85件・32社
品質保証(GxP)39.5%19件86件・43社
需給計画38.4%-73件・45社
プログラムマネジメント37.7%16件183件・85社
購買37.4%45件235件・107社
メディカルアフェアーズ36.9%2件111件・41社
経営管理・FP&A36.4%23件107件・82社
広報35.3%-68件・54社
コンプライアンス32.8%23件137件・79社
ビジネス分析32.4%-71件・48社
法務32.2%65件314件・203社
プリセールス・技術営業29.9%11件308件・140社
財務29.6%21件169件・121社
ITサポート・テクニカルサポート29.4%4件109件・74社

日常的に英語を使用が30件未満の職種は内訳を省略しています。

表より下には営業のほか、ソフトウェアエンジニアリング6.9%(1,513件・327社)、UIデザイン0.0%(101件・60社)が並び、UIデザインが基準を満たす中で最も低い割合です。日常的に英語を使う仕事の上位に薬事、メディカルアフェアーズ、品質保証(GxP)が入りますが、いずれも製薬・医療機器分野の職種です。表の対象は職種を判定できた求人のみで、判定できない1,775件を除いています。

英語を使う仕事のうち日系企業の求人が占める割合

「日常的に英語を使用」と書かれた求人4,581件のうち、2,023件(44.2%)は日系企業の求人です(2026年10月21日時点)。外資系は求人全体の24.3%、日常的に英語を使う求人では55.5%(2,541件)を占めます。資本を判定できなかった85件があるため、両者の合計は全体と一致しません。

件数で見ると、日系企業の求人が外資系を上回る職種があります。日常的に英語を使用の件数を日系企業対外資系で並べると、研究開発は97件のうち81件が日系企業の求人で、セキュリティ54対16、法務65対36、経営企画66対29、品質保証49対21、購買45対43、プロダクトマネジメント58対36、ソフトウェアエンジニアリング62対43、事業開発65対56、ITプロジェクトマネージャー49対19、クラウドインフラ41対18、AI・機械学習31対19、経理33対25、生産技術27対26です。ここでの品質保証は、上の表の品質保証(GxP)とは別の職種です。

割合が最も低い部類の営業が、日常的に英語を使用の件数では391件(3,105件・676社のうち)と最も多い職種です。次いでマーケティング125件(516件・262社のうち)、事業開発122件(678件・305社のうち)、アカウントマネジメント105件(394件・190社のうち)、ソフトウェアエンジニアリング105件(1,513件・327社のうち)、法務101件(314件・203社のうち)です。

外資系の求人に限った職種別の割合は外資系の職種別の内訳で、日系企業と外資系の求人全体での割合の差は外資系で実際に求められる英語力で扱っています。帯の定義は求人32,715件を英語要件で分類した集計(1,135社、2026年10月21日時点)と同じです。

英語を使う仕事の紹介記事では、通訳や客室乗務員など職業名で挙げられることが多くあります。求人票を横断して集計したデータがこれまで存在しなかったため、経験則がそのまま広まってきた形です。

日系企業で英語を使う仕事が多い職種

日系企業の求人だけで集計すると、「日常的に英語を使用」の割合が高い職種は品質保証(GxP)30.6%(62件・26社)、経営管理・FP&A 30.3%(76件・56社)、サプライチェーン28.6%(84件・44社)の順です。表は日系企業の求人60件以上・20社以上のものを割合の高い順に10職種に絞っています。日系企業への転職で英語を使う職種を探す場合の並びは、市場全体の並びとは別です。

職種日常的に英語を使用一部で英語を使用件数・社数
品質保証(GxP)30.6%30.6%62件・26社
経営管理・FP&A30.3%21.1%76件・56社
サプライチェーン28.6%27.4%84件・44社
知的財産・特許27.3%35.2%88件・47社
購買25.7%30.9%175件・68社
法務25.6%27.2%254件・155社
コンプライアンス23.5%29.6%98件・49社
研究開発20.7%31.2%391件・91社
運用・投資20.5%37.5%88件・28社
品質保証19.6%34.8%250件・75社

品質保証(GxP)、知的財産・特許、購買、研究開発、運用・投資、品質保証は「一部で英語を使用」も3割を超えます。研究開発は日系企業だけでも20.7%で、市場全体の研究開発の22.2%(437件・115社)に近い水準です。

下位は営業5.3%(2,159件・397社)、ソフトウェアエンジニアリング4.5%(1,385件・274社)、事務・管理部門1.7%(289件・137社)です。営業は割合が低い一方、日系企業の日常的に英語を使用の件数は115件で、表のどの行よりも多い数です。

英語を活かせる仕事の探し方(職種と英語の使用度合い)

転職先の求人票に書かれた英語の使用度合いは三つの帯に分かれ、市場全体の求人32,987件では「英語の記載なし」が67.3%、「一部で英語を使用」が18.8%、残りが「日常的に英語を使用」です。記載がないことは求人票についての事実であり、入社後に英語を使う場面がないという保証まではしません。「一部で英語を使用」は、読み書きや会議など一部の場面で英語を使うと求人票に書かれている求人です。

英語を活かせる仕事を探す場合、上の表の各行から各職種の求人ページを開けます。各職種の求人ページには「英語」の絞り込みがあり、「日常的に英語を使用」の求人だけを表示できます。

英語の使用度合いで絞り込んだ求人の一覧があります。求人票の記載から「英語の記載なし」「一部で英語を使用」「日常的に英語を使用」に分類しており、応募は各社のサイトで行います。英語の使用度合いは各求人票の記載から判定しており、判定できた求人のみを対象としています。

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